2009年06月01日

「五感を訴求する売場が個人消費を喚起する」

IMG_2491.JPG東京メトロ東西線 南砂町駅からタクシーで5分、砂町銀座商店街を訪ねました。いまや商店街といえば衰退の象徴ですが、砂町銀座は今もなお、道行く人の肩が触れ合うほど賑わいを見せています。行政が主体となった商店街活性化対策は街路拡大といったようにハード整備が中心でしたが、砂町銀座はその正反対。歩きづらく、雨にもぬれますが、一番商店街にとって集客の核となるのが「賑わい感」はハードが整備された商店街の数百倍、かもし出しています。「今さら商店街なんて」という声も聞こえてきそうですが、「婚カツ」というドラマでも商店街活性化を背景にしたストーリーが展開されていることからも、消費者のどこかに「商店街、どうにかならないのかなぁ〜」という思いがあるのかもしれません。さて、行きたくなる商店街は五感で売っています。まずは目(視覚)。青果店ではすいかを店頭に並べ、夏の訪れをアピールしています。次に耳ですが、各店の店主は旬の情報やら、なぜ、激安なのか?その理由について、掛け声をかけながら説明しています。例えば、集客力ナンバーワンの鮮魚店では、魚勝では、お約束のキーワード「明日、市場休みだから、(激安にしておくから)持っていきなぁ〜」と、築地市場が休みの前日である火曜日に爆安セールを実施。来店客の満足度を高めています。精肉店の前を歩いていると、どこからともなくコロッケの揚げる香りが漂い、鼻(嗅覚)で「買いたい気持ち」を高めてくれます。さらに、おでんのネタを販売する店では、道行く人に試食をすすめ舌で、おいしさを体感させてくれます。最後は店頭に5円の商品ばかり集めた古着屋。もちろん、生地に直接触り、質感を「触覚」で確かめられます。そう繁盛している商店街では五感でお客を楽しませ、買いたい気持ちにさせています。個人消費喚起の鍵は五感で訴求する売場作りではないでしょうか?
posted by marunouchi21 at 12:59| 東京 ☔| Crowd is Money | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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