2010年04月16日

「ドミナント化、総合化が家電量販店業界のキーワードである」

IMG_1040.JPG 家電量販店最大手ヤマダ電機は新宿駅東口にLABI新宿東口館をオープンしました。当日は現地に午前6時過ぎ、到着したのですが、既に1000人以上が整理券を求めて長蛇の列を作っていました。毎度のことですが、行列の長さは、その店への期待度のバロメーターのようです。さて、今後の家電量販店業界の動向を予想するにあたり二つのキーワードがあります。一つ目はドミナント化。ドミナントとは購買力の高い商圏内に集中して出店し、商圏内シェアを最大限にする戦略をいいます。ヤマダ電機では山手線沿線を日本最大級の魅力的な商圏と捉え、池袋、新宿、渋谷、新橋、秋葉原と主要ターミナル駅、ビジネス街に出店。お客の”取りこぼし”を最小限に抑え、商圏内シェアの最大化を狙っています。ヤマダ電機に代表される巨大チェーンは東京のみならず大阪、福岡といった主要都市においてドミナント化を進めると予想されます。ただし、ドミナント化を進めるとチェーン内での顧客の取り合いも生じるため、経営効率性が低下するデメリットも存在します。二つ目のキーワードが非家電分野の品揃えの拡充です。耐久消費財である家電製品は、シャンプーなどの日用雑貨、食料品に比べ、消費者の購買頻度は低いです。そこで、家電量販店では家電以外の食料品、日用雑貨など非家電分野の品揃えの幅を拡大し、低価格販売を実施することで来店頻度を高め、顧客の囲い込みの徹底を図りたいようです。既にヤマダの池袋にある日本総本店等では食料品、日用雑貨を、ビックカメラでは酒類を、ヨドバシカメラにおいても大阪梅田にてカジュアル衣料品量販店を誘致するなど、非家電分野の品揃え強化が目立ってきました。有楽町西武など全国的に百貨店の閉店が相次ぐなか、その跡地には品揃えの総合化を目指す家電量販店が出店し、新たな地域核店舗となるのではないでしょうか?
posted by marunouchi21 at 09:11| 東京 ☀| Crowd is Money | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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