2005年12月29日

Marunouchi Online Daily Column 2005/12/29(Thu)

「日本の伝統料理も国際経済に左右される」

年の瀬が迫ってくると、スーパーマーケットの売場ではおせち料理の陳列がメインにどんと置かれるようになります。イトーヨーカ堂木場店では家族の人数にあわせ、また、好みに応じた量を購入できるよう、生酢、黒豆、栗きんとん等を量り売りしています。プリパッケージですと微妙な量を調整できず、もどかしい時があります。核家族化が進む都心部では量り売り、人気です。さて、伝統食のおせちであっても、今や世界15ヶ国以上から原料を調達されています。しいたけ、栗などは中国、豆類は北米大陸、エビはインドネシア、鮭・たらはアラスカから輸入されるグローバルクイジーンになっています。原油の9割を輸入している日本では先物取引などで価格変動リスクをヘッジしていても、価格上昇は避けられません。産地から消費地までの陸・海・空運コストのみならず、ナフサを主原料とする包装用品もコストアップしていますが、チェーン間、競争が激化する小売業界では店頭価格にコスト分を全額転嫁できません。毎日、当たり前のように食べている食品は予測できない相場の変動リスクを負いながらも、適正な価格で購入できるような仕組みになっているんですね。今、鮮魚売場では大量のタラバガニが入荷し、陳列されています。スタッフによると本来ならば昨夜到着するはずの品が雪のため、到着が24時間遅れたとのこと。悪天候続きのため、ことしのカニ類は入荷が少なく、昨年の3倍くらいの値段がついたものもあります。改めて食生活は天候や経済情勢に左右されることを実感しました。
「日本の伝統料理も国際経済に左右される」歳末のGMSにて感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

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posted by marunouchi21 at 11:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の生活防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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