2006年10月13日

Marunouchi Online Daily Collumn 2006/10/13(Fri)

「物価は北米の食動向で変わる」

北朝鮮への経済制裁によって、同国産のカニ、マツタケなどの輸入量が減少し、価格が上昇するのではと懸念されています。実際に売場を歩いてみると、ほとんど影響はありません。というのも、日本のカニ・マツタケの総輸入量に占める、北朝鮮産の割合はわずか数%に過ぎず、マーケット価格を動かすほどの影響力はありません。一部メディアによると、地方市場においてマツタケの取引価格が高騰したといったニュースが報じられていました。おそらく天候不順による入荷量の減少などが引き金となったはずですが、時を同じくして北朝鮮の経済制裁報道が流れたため、「高騰の原因は経済制裁の影響か」と一人歩きしたようです。大田市場など大都市マーケットにおいて価格が大きく変動していなければ、「もう、カニを食べられないのでは」といったことを心配する必要はありません。むしろ、日本の物価に影響するのは北米市場です。今、アメリカでは西海岸のみならず東海岸でも、シーフードが大ブーム。北米の方も、カニやマグロといった魚が「うまい」ことに気づかれてしまい、世界中の水産市場において、買い付けるようになりました。一方で、漁獲高は乱獲予防から大きく変動しませんから、相対的に市場において魚が減り、値段が高くなる傾向にあります。さらに怖いのは中国の経済成長です。生活が豊かになり、回転すし店などが急増すると魚の需要は伸び、アジア、北米、中国、三つ巴で魚の取り合いが始まるでしょう。おいしいものを食べたら、誰かに教えない方がよさそうですね。
「物価は北米の食動向で変わる」豊洲の回転すし店で感じました。

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posted by marunouchi21 at 06:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Daily Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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