2006年10月17日

Marunouchi Online Daily Column 2006/10/17(Tue)

「予想外の掘り出し物が消費者を喜ばせる」

都心から約90分、埼玉県北部ではショッピングセンターの開業ラッシュが続いています。加須市ではスーパービバホームと茨城のローカルチェーン・カスミが核店舗となるビバモールが開業、行田市では群馬県を地盤にするカインズホームとベイシアが核店舗となるカインズモールが開業。両社ともに大量仕入を行い、安値で消費者に提供しています。今、北朝鮮からのカニやマツタケの輸入がストップし、相場が高騰している地方市場も見られますが、首都圏のスーパー店頭では小売価格に変動はありません。というのは、今日、売られている魚類は当日の朝、市場で買い付けるのではなく、約半年前に予め「買う値段」を決めて、仕入れられているからです。販売当日の朝まで、仕入値がわからないと、小売店では利益計画を立てることができません。ですから、なるべく早い段階で仕入値を決めてから調達したいというのが本音です。また、卸売会社や漁師さんも予め、買い手が決まっているほうが安心です。もちろん、漁獲高が少ない場合は、卸売会社が世界中から商品をかき集め、小売業者に納品します。小売店はモノを見ずに買い付けますから、卸売会社との信頼関係が鍵となります。しかし、事前買い付けは値段が決まっているので、掘り出し物は出ません。小回りがきく小規模スーパーでは、毎日、市場に行き、「新鮮だけれども買い手がつかなかった商品」をサプライズ商品として激安で仕入れ、来店頻度を高めています。そう、安定して商品があるだけでは、消費者は喜ばないんですね。
「予想外の掘り出し物が消費者を喜ばせる」埼玉県北部のスーパーで感じました。

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posted by marunouchi21 at 05:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Crowd is Money | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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