2006年10月25日

Marunouchi Online Daily Column 2006/10/25(Wed)

「お金を使う、きっかけを創造する」

お茶の伊藤園がタリーズコーヒーを傘下におさめることがニュースで報じられていました。現在、伊藤園では「ちょいワルおやじ」の代表格の人をイメージキャラクターに据え、コーヒー飲料の市場に参入していますが、消費者は伊藤園に対し、「お茶の伊藤園」というイメージを抱いているため、コーヒーを開発しても、認知してもらえず、苦戦しているのが現状でした。そこで、既にブランドが確立しているタリーズを買収することで、自社の不足する経営資源を補完しているのではないでしょうか。飲料業界では、同業他社間との連携のみならず、異業種連携が盛んになってきています。たとえばペプシコーラでは、スナック菓子メーカのドリトスを傘下に、サントリーはスポーツクラブのティップネスをグループ内に置き、多角化を図っています。一見、本業とはかけ離れたイメージがありますが、実はスナック菓子、スポーツ、ともに喉がかわいたり、汗をかかせることで、飲料の需要を増やすための、仕掛けなんですね。喉がかわかなければ、ドリンクを飲みません。すなわち、喉がかわく環境を創れば、必然的にドリンクも売れるというわけですね。なかなか、飲料メーカもしたたかです。さて、NYのドラッグストアにおいても、需要創造は見られます。糖分の多い菓子類やドリンク類を販売する横で、ダイエット促進食品を販売する。確かに太らなければ、ダイエットしようとは思いませんものね。市場が成熟し、欲しいもの、必要なものが見出せない昨今、売り手が意図的に需要を作らなければ市場は拡大しないようです。「お金を使う、きっかけを創造する」飲料メーカの戦略を見ながら感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・食いだおれ日記
http://marunouchi.ameblo.jp/

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http://www.book246.com/item_americas_f.html

【Daily Columnが本になりました!!】

・買いの法則、売りの原則〜街が教える繁盛への道〜
http://www.estore.co.jp/s-honya/cat3/cat3-0052.html

・株式会社ジンテックさま 内海新聞
http://www.jintec.com/corp/utsumi/atcl.php?issue=12


posted by marunouchi21 at 11:03| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | Crowd is Money | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは、すべての情報が非常に明確に与えられている、非常に有益な記事だ。
Posted by fendi outlet at 2014年05月26日 18:32
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