2009年11月01日

「無駄遣いリスクの低い業態が支持される」

 IMG_0300.JPG 千葉県浦安市と市川市の境にある交差点ではセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの大手三社が交差点の四つ角のうち3か所を占め、各社ともに品揃えを工夫しながら顧客獲得に力を入れています。具体的に「どのような工夫」がなされているのでしょうか?
従来のコンビニの売場では自宅に持ち帰り「すぐ食べられる、“加工度の高い”弁当、総菜などが中心でしたが、昨今は消費者の節約志向、健康志向の高まりにつれ、自宅で“ひと手間”調理して食事をするための野菜、果物などの生鮮三品、豆腐、納豆、ハム、ソーセージなどの日配品の品揃えを拡充しています。もはやコンビニというよりもミニスーパーといっても過言ではありません。コンビニといえば24時間いつでも買い物できる利便性はあるけれど「値段は高い」というのが特徴でしたが、最近ではプライベートブランドの冷凍食品、レトルト食品、パン類などを導入するなど、一般の食品スーパーと値段的にも同等もしくは、安いくらいの商品も品揃えされています。試しに夕食のおかず(二人前)として、冷凍食品のピラフ2個、冷ややっこ、みかん、味噌汁、納豆で約600円、一人前300円以内でおさめることができました。店内にいるお客さんによると「スーパーマーケットに行くと、なんでもあり過ぎて、衝動買いしてしまい、お金を使ってしまう。コンビニならば必要なものは品揃えされているものの、品揃えに限りがあるので“無駄遣いしない”」と言います。店員さんも今年の夏以降、「給料日前になると主婦の方の来店が増えてきた」と言います。食品スーパーマーケットはコンビニよりも売場面積も広く品揃えも充実していますが、その分、無駄遣いリスクも高いわけです。だから無駄遣いリスクの低いコンビニを使う。主婦の経済感覚は極めて敏感なんですね。その感覚に対応したコンビニこそが業績を伸ばすのではないでしょうか?
posted by marunouchi21 at 00:00| 東京 ☀| 今月の顧客視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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