2011年02月20日

「顧客属性が限定されたエキナカ立地が一等地になる!」

 IMG_4237.JPG東京駅構内にあるエキナカ商店街を歩くと、その入口付近の壁面をそのまま売場にしたショップ、ユニクロ東京駅京葉ストリート店が目に飛び込んできます。売場面積は標準的なコンビニエンスストアよりも、やや小ぶり。ショッピングセンターや路面にあるユニクロの「入口部分くらい」しかありません。京葉ストリートは舞浜駅(東京ディズニーリゾート下車駅)に通じる京葉線ホームに向かうコンコース内に広がる商業施設です。そう東京駅構内の中でもレジャー目的で訪れる方の店前通行客数の多い場所に出店することで、商品を売るだけでなく、ユニクロの看板を見せ、広告宣伝効果も期待できるわけです。売場面積が狭いため、京葉ストリート店では、来店客のニーズを満たしながら、おもいっきり商品を絞り込んでいます。その絞り込み方が、なかなか、大胆なんですね。「品揃えが多ければ多いほど、多くのお客のニーズをつかみ、売上は伸びる」というのが流通業界のセオリーですが、物理的にそれができない店舗もあります。そのお手本が京葉ストリート店です。同店では靴下、下着、Tシャツ、傘、ビジネスバッグ、さらに軽く羽織るようなウィンドブレーカーなど、「持ってくるのを忘れた」、「急な天候の変化や荷物が増えたことで必要になった」といったように「旅行客の緊急買い」といった限定ニーズにのみ対応できる品揃えになっています。メンズ、ウィメンズの比率は売場を見る限りでは4:6くらい、ややメンズが少ない印象です。もちろん駅構内という立地のため、どこかに出かける、どこかから到着する、のいずれかであるから、顧客属性は限定されます。その限定したお客に対し、そのニーズを限りなく100%を満たす品揃えをするというのは、逆に不特定多数を対象とするショッピングセンター、路面店立地よりも顧客満足度を高めやすいともいえます。現在、JR大阪駅、博多駅も改装工事を進めています。今後、顧客属性が限定されたエキナカは成長可能性のある商業立地として、さらに注目度を高めていくのではないでしょうか?
posted by marunouchi21 at 21:00| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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