4月1日より消費税込みの価格表示に変更されたため、主要コンビニエンスストアチェーンを5店舗回り変化を探しました。小笠原では、週1便の船で物資を輸送するため、新聞は7日分まとめて配達されます。毎日、流通現場をチェックすることが生活リズムに入っているため、父島でも毎日スーパーマーケットに足を運び、売場をチェックしていました。亀肉(アオウミガメに肉)など、地域色豊な売場を見ると、旅情を感じます。商品の補給ができないため、おがさわら丸が入港してから2日、3日と時間が経過すると、売場の品数はみるみる減っていきます。帰りの船の中で雑誌を読もうと思ったのですが、内地から輸送した雑誌を、再び内地へ持ち帰るのは、代金を支払うとはいえ気がひけました。
門前仲町のコンビニエンスストアに行くと、商品があふれんばかりに陳列され、雑誌コーナーでは立ち読みをする高校生で混雑していました。離島で6日間過ごしたことで、いつでも、どこでも商品を手に入れることのできる暮らし、在庫量を気にせず買物できる利便性に、改めて敬意を払うとともに、現場で働く方への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
島を旅することは自然に触れ合うことだけでなく、都市生活を外から見直すことができ、感謝の気持ちを思い出させてくれました。まさに、心の洗濯でした。
「島旅をすると、ハートがリフレッシュされる」 島から戻り、コンビニエンスストアを回りながら感じました。
・小笠原村観光協会
http://www.ogasawaramura.com/
