2006年07月11日

Marunouchi Online Daily Column 2006/07/11(Tue)

「料理の食べさせ方で、旅情は高まる」

NYの大衆的なステーキレストランに行くと、お客の目の前で肉を焼いてくれます。200グラムで650円くらいの値段ですが、網焼きでステーキを出されるだけで、「アメリカに来たぞぉ〜、ニューヨークに来たぞぉ〜」という気分になり、うれしくなります。調理場で焼いた肉をテーブルに出されるよりも、やはり客前で焼く肉の方がうまく感じるものです。考えてみると、日常食でも焼魚を食べますが、家で焼く場合、フィッシュロースターやガスレンジで調理します。もし、海産物のおいしい宿や山菜が名物の地域では、七輪を使い、お客が自ら、焼いて調理できれば、より、おいしそうに見えると思うのですが。もちろん、提供する側は、多少、清掃などの手間はかかります。中央卸売市場のある東京には世界中から美味い食材が集まってきます。物流システムの高度化により、鮮度も維持されたまま、消費地に届いています。だからこそ、観光地では地元ならではの「旅情を感じさせる食べさせ方」をパフォーマンスしなければ、もはや観光客を感動させることはできなくなってきました。NYで流行っている寿司店では、必ずお客の目の前で握るパフォーマンスをします。それが、日本らしい料理方法とのことで、お客を呼んでいます。観光地では単に料理を提供するだけでなく、いかに、おいしそうに食べさせるか、いかに、地元感覚を演出できるかなどがポイントとなります。食事をするということは、単に腹を満たすことだけではありません。食事を楽しませる空間演出も観光ビジネスでは重要ではないでしょうか。
「料理の食べさせ方で、旅情は高まる」マンハッタンの寿司店にて感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・スイス政府観光局
http://www.myswiss.jp/food/index.htm

・世界の売場から from New Yorkが発売されました
http://www.book246.com/item_americas_f.html

【Daily Columnが本になりました!!】

・買いの法則、売りの原則〜街が教える繁盛への道〜
http://www.estore.co.jp/s-honya/cat3/cat3-0052.html

・株式会社ジンテックさま 内海新聞
http://www.jintec.com/aboutus/utsumi/details/43.html


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2006年07月09日

Marunouchi Online Daily Column 2006/07/09(Sun)

「お客は目に見えるところから、目に見えない部分を連想する」

最近、スーパーマーケットにおいてもオープンキッチンで調理や加工シーンを見せる店舗も増えてきましたが、なかなか、鮮魚、精肉、青果の加工場までは、覗くことはできません。消費者の安心・安全志向の高まりから、生産者がどのような肥料を使い、どこで生産されたかなど、履歴(トレサビリティ)まで気にされるようになりました。このような背景から、消費者はスーパーマーケットにおいて目に見える部分から、目に見えない部分を連想する傾向が強まってきました。例えば、床や壁面、フードコートの清掃が行き届いていると、扱っている商品までも「安心・安全」であるような印象を持ちます。吸殻や床にガムがこびりついていると、何となく、食べ物すべてが不衛生に見えてきます。清掃やメンテナンスといった部分は、スーパー側からすると、コストと捉え、1円でも安くしようとする例も見られますが、クリンリネスは店舗イメージを高め、信用を創造するための投資と捉えている企業では、清掃に関する費用を惜しみません。病院や歯科医院に行っても、診療に直接関係のない、トイレや通路の清掃が行き届いていると、「きっと、治療も丁寧なんだろう」と連想してします。今では誰が触ったかわからない雑誌などは、待合室に置かれていません。目に見える部分は、全体の一部ですが、その部分が雑であったり、いい加減であると企業全体のイメージを低下させる恐れがあります。見える部分というのは、本当に恐ろしいです。掃除の大切さを社是に挙げている企業もあります。その理由も理解できますね。「お客は目に見えるところから、目に見えない部分を連想する」スーパーで感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・セーラー万年筆
http://www.sailor.co.jp/

・世界の売場から from New Yorkが発売されました
http://www.book246.com/item_americas_f.html

【Daily Columnが本になりました!!】

・買いの法則、売りの原則〜街が教える繁盛への道〜
http://www.estore.co.jp/s-honya/cat3/cat3-0052.html

・株式会社ジンテックさま 内海新聞
http://www.jintec.com/aboutus/utsumi/details/43.html


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2006年07月08日

Marunouchi Online Daily Column 2006/07/08(Sat)

「TPOに合わせ、情報伝達手段を使い分ける」

昨日は拙著「世界の売場から from New York」の出版記念パーティーを開催させて頂き、50余名の方にお集まり頂きました。お忙しいにも関わらず、ご参集賜りましたこと、心より御礼申し上げます。これからも、しっかりと取材、執筆を続けていきたいと存じます。さて、今回、パーティーのご案内に関しては、お世話になっている方が電子メールにて声をかけて下さいました。紙で送るよりも、受け取られた方が出欠の連絡をやりやすいと感じたからです。一方、列席頂いた方への感謝のお便りに関してはメールではなく、お葉書で送るようにしています。字はお恥ずかしいくらい下手なのですが、昔から手書きの方が、感謝の気持ちが伝わるように思うので、万年筆を使い、一枚一枚、書いていました。普段、文字情報のみならず写真画像も、もはや郵便や宅配便ではなく電子メールを利用するため、情報のやりとりに対し、便利になった反面、味わいがなくなってきました。ちょうど、新幹線から眺める景色と、在来線で窓をあけ、風を感じながら見る景色では同じ場所であっても、趣が異なるのと似ています。相手に伝えたい情報の質に応じて、デジタル機器を使うべきか、万年筆やボールペンを使うべきか、考えるようにしています。さらに、「言った・言わない」のトラブルを避けるためには、電話よりもメールを使うといったように、TPOに応じて、通信手段の使い分けがポイントとなってきます。写真も、整理を考えるとデジタルが便利です。紙に印刷するべきものは本当に残したい情報だけなのかもしれません。「TPOに合わせ、情報伝達手段を使い分ける」お礼状を書きながら感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・セーラー万年筆
http://www.sailor.co.jp/

・世界の売場から from New Yorkが発売されました
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・買いの法則、売りの原則〜街が教える繁盛への道〜
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2006年06月23日

Marunouchi Online Daily Column 2006/06/23(Fri)

「その店で買いたいのと、買わざるえないのでは異なる」

自宅付近のGMSに週刊誌を買いに立ち寄ったのですが、本日発売の媒体にも関わらず午後7時過ぎには売切れでした。もちろん、一回や二回ならば「今回は売れたんだな」と思うだけなのですが、発売日当日の週刊誌が売り切れであったことは、これで10回以上あり、そうなると「必要量を仕入れていないのでは」と疑ってしまいます。もちろん、業界を代表する小売業なので、仕入れることができないというわけではありません。売場面積はGMSと言うだけあって、小学校のグラウンドほどのサイズですが、いざ、欲しいものを探そうとすると、品切れであったり、取り扱いがなかったりといったことが、しばしばあります。しかしながら、自宅近隣には、サンダルで気軽に行けるGMSはその店しかないので、気に入らない点があったとしても、利用せざる得ません。大型店の成長により、中小店が淘汰された結果、市場において大型店のみとなり、選択肢がないため、事実上、好き放題のことをやっても、お客が利用せざる得ない状況になっています。イタリアでは多数の中小企業がひしめき合って競争しています。その結果、大手企業があぐらをかくことなく、中小企業間の競争によって、デザイン性の高い商品や利便性の高いサービスが提供されています。市場において独占企業が増えてくると、適正な競争が発生せず、消費者にとっては不幸です。売上には二種類あり、ポジティブな売上と、ネガティブな売上があります。できれば、同じお金を使うのであれば、ポジティブに、納得して使いたいものです。
「その店で買いたいのと、買わざるえないのでは異なる」GMSにて感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・GMS
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%8D%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2

・世界の売場から from New Yorkが発売されました
http://www.book246.com/item_americas_f.html

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http://www.estore.co.jp/s-honya/cat3/cat3-0052.html

・株式会社ジンテックさま 内海新聞
http://www.jintec.com/aboutus/utsumi/details/43.html


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2006年06月01日

Marunouchi Online Daily Column 2006/06/01(Thu)

「新しい道路交通法が繁華街を変化させる」

6月1日、道路交通法が改正となり、民間による違法駐車取締りがスタートしました。銀座界隈を観察していると、配送用のトラックなどは生活に必要な駐車に関しては、ある程度、猶予時間があるように感じました。一方、マイカーに関しては、ハザードランプを点滅させながら駐車していても、すぐに駐車監視員が「獲物を見つけた!」と言わんばかりに近づき、すぐさま違反の手続きのため端末を操作し始めます。テレビでは「停めたら最後、すぐに駐車違反の切符が切られる」と報じられていますが、実際には違反切符が窓ガラスに貼られるまでは違反ではないそうです。駐車監視員は端末操作や手順に慣れていないようで、違反車両の発見から端末入力、駐車違反シールをプリントアウトするまで約10分かかっており、事実上、10分間の猶予がありました。悲鳴をあげていると思われるのが、銀座の高級クラブ街です。高級車で乗りつけた客は店の前で待機するポーターと呼ばれる「路上駐車の場所取りをする人」に車を預け、見張ってもらっていました。改正道交法では、運転者が乗車していないと違反になります。「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな」という標語があるくらいですから、夜の歓楽街にはマイカーで行くことは避けるべきです。緑色や黒色のナンバープレートをつけた業務用車両に関しては、荷物の積み下ろしに必要なための駐停車は従来通り認めるべきです。新法に従い、運転助手などを雇用すると、物流コストアップになり、消費者物価に跳ね返ってきます。合理的な運用が期待されます。「新しい道路交通法が繁華街を変化させる」銀座の路上で感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・駐車監視員資格者認定
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/project/nintei.htm

・〜世界の売場から〜
http://kotostyle.exblog.jp/

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