2006年02月14日

Marunouchi Online Daily Column 2006/02/14(Tue)

「自分より優秀な部下を登用する組織は強くなる」

バレンタインデー最終日、午後7時を過ぎた百貨店、GMSの売場ではチョコレートの投売りが始まりました。賢いOLの方は閉店間際の店舗を狙って、3割、4割引きのチョコレートを手にいれ、オフィスに走って戻っていました(笑)。さて、テレビではトリノオリンピックの模様が放送されています。家電量販店の売場に置かれたハイビジョン映像を見ながら、メダルを取る国と取れない国は何が違うのかを考えていました。ウインタースポーツに限らず、日本では競技団体の力が強いと言われています。サッカーを例にとると、いまだにメキシコオリンピックで銅メダルを獲得した人々が協会の中枢にいます。そのことを自体、決して悪いことではないのですが、自分たちが確立した記録を超えようとする若手の芽を摘む傾向が強いように感じます。メダルを獲得した選手は将来的に競技団体に残り、後進の指導にあたるわけですが、自分の記録を塗り替えそうな有望な新人が出てくると、はたから見て何となく意地悪をしているように感じます。どうも、メダルを取る、取らない選手個人の技術的な側面のみならず、競技団体における組織的な選手育成など、総合力の結果ではないでしょうか。企業や政界においても、後継者選びは重要です。自分の業績を超える人を据えると、自分の実績がかすれてしまいます。無意識のうちに自分よりも能力の低い人を後継に選ぶ傾向が強いですね。記録はいつか破られます。先駆者のプライド維持を優先した戦略を排除することが強い組織作りのポイントではないでしょうか。
「自分より優秀な部下を登用する組織は強くなる」トリノ五輪を見ながら感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

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2006年02月07日

Marunouchi Online Daily Column 2006/02/07(Tue)

「お客が期待するサービスを吟味する」

最近、都心のスーパーマーケットに行くと、お客が欲しいものを品揃えするのではなく、お店が売りたいものを誘導している感が強まっています。例えば、鼻水が出るのでティッシュペーパーを買いに行くと、希望するナショナルブランド(NB)商品は置かれていませんでした。売場の目立つ場所にはプライベートブランド(PB)商品が山積され、「NBよりも安くて、品質は同等のPBを買わないのは、あなたが間違っている」と迫られるかの気分になります。おそらく売り手は「NBよりも安い、PBを販売することが「お客様に役立っている」と信じて、売場に置いているのだと思います。もしくは利益率がNBよりも高いため、意図的に売り込もうとしているのかもしれません。いずれにしても「買わされる」という恐怖心が芽生えたことは事実です。POSシステムは進化しているにも関わらず、今まで習慣的に買っていたアイテムが突然、打ち切られることがありました。おそらく、商品の改廃基準が自分のニーズとマッチしていないのかもしれませんが、売場面積は地域一番にも関わらず欲しいモノがない、買いたいものがないといった状況が起こっています。購買履歴などはコンピューターで収集することができるようになりました。そのデータを取捨選択し、意思決定するのは人間の役割です。流通業がシステム産業になり、人間による判断を限りなく減らすことで標準化、合理化を図った結果、お客の希望からずれいくように感じます。店主の「経験に裏打ちされた」勘で仕入れ、欲しいものがぴったりとある店、好きですね。
「お客が期待するサービスを吟味する」スーパーマーケットを歩きながら感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・人の動き探偵団
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2006年01月25日

Marunouchi Online Daily column 2006/01/25(Wed)

「環境負荷を減らすものが売れ始めている」

GMSの売場を観察していると消費者のお金の使い方の変化を感じることがあります。なかでも、ロハスという言葉が使われ始めてから、同じ種類の商品であれば、多少値段が高くても、環境負荷をかけないものを選択するというライフスタイルが目立ち始めてきています。環境マインドが浸透してきたせいか、無駄なエネルギーを使うと、そのつけは自分に戻ってくるということを認識しはじめているようです。例えば、たばこを路上にポイ捨てをすると、その回収コストは税金で負担され、結果的にポイ捨てした本人だけでなく、たばこを吸わない人までも影響は及びます。ポイ捨て禁止条例などの施行により、ルールを守ることで無駄な税支出を抑えようという気運が高まっているように思います。車を購入する際の価値観も変化してきています。例えば、今まで値段の高い車に乗ることがステータスとされていましたが、最近ではハイブリッドカーなど、環境負荷の低い車を選ぶことが知的な選択肢として好まれるようになっています。特に社会的地位が高ければ高いほど、環境に優しいものに乗らなければ品格が疑われます。エコロジー志向の高まりを背景に、都心部から5km圏内の住宅地ではオフィスまで自転車で通勤する方が増加しています。軽く汗をかきながらの通勤は運動不足を解消し、CO2の排出も抑制できます。残念ながらオフィスバイクといったジャンルが確立されていないため、いまいちセンスに欠けますが、今後、需要が増えると都市にマッチしたデザインのものが発売されると思います。
「環境負荷を減らすものが売れ始めている」GMSの自転車売場で感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・LET'S自転車通勤
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2006年01月05日

Marunouchi Online Daily Column 2006/01/05(Thu)

「金融機関は回収リスクを第一に考える」

常識を疑ってかかることがビジネスの第一歩です。昨年、金融機関からお金を借りて焼肉店をはじめた方がいらっしゃいました。ロードサイド立地やカフェ風の焼肉店が人気のなか、20代〜30代のセレブをターゲットに、落ち着いて話ができるような店作りを目指しました。事業計画を金融機関の融資担当者に説明し、父親を保証人にたて審査を受けました。3日後、融資が決定し、店舗の賃貸契約を結び、内装工事を始め、20日後にはオープンしました。開店当初は友人関係が訪ねてきてくれたため、事業計画を上回る売上を達成することができました。ところが、お客が来たのは開店から約2週間のみ。その後は午後6時〜深夜1時までの営業時間内にお客が一人も来ない日もありました。店の周辺には65歳以上のシニアが居住し、イメージした年齢層がゼロに近かったんですね。開店したいという気持ちが先走り、商圏調査をほとんどしなかったそうです。「銀行が事業計画を承認したのだから、うまく行くはずだ」。オーナーは「お金を借りられたこと」=「事業がうまくいく」と勘違いしたようでした。金融機関の担当者は審査のプロであって、商売のプロではありません。貸したお金が回収できるか否かが一番のポイントであって、事業が成功するか否かは二の次といっても過言ではありません。前述の焼肉店の場合、保証人に資産があり、本人が債務不履行になっても、回収できると判断し融資に踏み切ったようです。今、オーナーは閉店後、深夜、ビル清掃のアルバイトをしながら返済原資を確保しています。
「金融機関は回収リスクを第一に考える」事業計画を見ながら感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

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2005年12月25日

Marunouchi Online Daily Column 2005/12/25(Sun)

「パパママストアの経営は海外観光地がおすすめである」

ニューヨーク、香港、フランクフルト、共通点はパパママストアが元気なことです。勝ち組の代名詞、NYと言えば大型店が根こそぎ小規模店をなぎ倒している印象ですが、実際は毛糸の帽子をかぶったおじさんがのんきにタバコをくわえながら、カメラやヘッドホンステレオを販売しています。観光客の方は価格を比較するよりも「すぐに手にしたい」「値段を比較するなんて面倒だ」と思う人が大半のようで、量販店よりも2割くらい高い値段がついていても気にせず買っていきます。今年1年間の消費を振り返ってみると、日本国内で買物するよりも、海外に出かけたついでに衣料品、靴などを買っていました。海外ですることと言えば、仕事、観光、そしてショッピングです。今や国内で買物をする意思を持ってショッピングセンターに行くよりも、旅行のついでにモノを買うほうがメインになっているんですね。ソウル往復航空券は17500円、新幹線で大阪往復が28500円となると、ますます、国内を旅行するよりも、異国情緒を味わえるアジア周辺に出かけ、食事をし、買物することが予想されます。消費者の買物エリアは国内のショッピングセンターのみならず、海外まで広がっています。ならば、日本のパパママストアがハワイやニューヨークに出店してはいかがでしょうか。海外で日本語が通じる小売店は日本人観光客から喜ばれます。また、NYでは敷金に相当する保証金は1ヶ月が一般的です。銀座や丸の内に出店するよりもはるかにハードルは低いです。日本人観光客が集まる海外、ねらい目かもしれませんね。
「パパママストアの経営は海外観光地がおすすめである」地方商店街を歩きながら感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・海外移住情報
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/index.html

・今すぐできる、生活防衛情報サイト 江東スタイル.com
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