2007年04月22日

Marunouchi Online Daily Column 2007/04/22(Sun)

「セレブを狙うと儲からないこともある」

都心部では東京ミッドタウン、新丸ビルの開業など、次々に商業施設がオープンしています。もちろん、経済の循環面から考えると、お金を使うことは決して悪いことではないのですが、ついつい、お店を見ていると「本当に儲かるの」と疑問に思ってします。午後9時頃、ミッドタウンの中にあるスーパーマーケットに行くと、天然モノのマグロの切り身が陳列されていたというか、売れ残っていると言った方が正確でしょうか。値段は5000円台がついています。といっても、同じ素材を銀座の高級寿司店で食べるとなると2万円以上しますから、5000円といっても安いくらいなのですが。なんとも貧乏性なので、30分ほど館内をふらふらし、戻ってきたら「半額」シールが貼付されているかもしれないと、淡い期待を抱いて店に行くと値段はそのままでした。午後10時を過ぎても、置かれているということは、そのまま廃棄されると推定されますが、それにしても、もったいない話です。売り手からすると、高級品を売るということは、一般品に比べ単価が高いため、売れれば売上も大きいですが、売れ残ると、それだけロスも大きくなります。以前、デパートの食品売場を取材した際、生鮮三品は午後3時くらいまでの売上で、後は売れ残っても利益が出るということを聞いたことがあります。ひょっとしたら、ミッドタウンの高級スーパーにおいても、午後6時くらいまでの売上で十分利益を確保できるのかもしれませんね。売れ残ってもロスが少ない大衆スーパー、売れたら利益もでかい高級スーパー、最終的にはどちらが儲かるのでしょうか?「セレブを狙うと儲からないこともある」都心の商業施設にて感じました。

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2007年03月30日

Marunouchi Online Daily Column 2007/03/30(Fri)

「市場を分化させ、購買動機を創造する」

能登半島にて地震災害が発生し、再び震災に対する備えについて意識するようになりました。被災された方におかれましては、お見舞い申し上げますとともに、早期に復興されますことをお祈りしております。さて、政府の中央防災会議では首都圏においてマグニチュード7クラスの地震が発生した場合、交通手段の遮断による帰宅困難者が約700万人にのぼると予想しています。そんな報道があってか、地図出版社では震災時帰宅支援マップを発売し、人気を呼んでいました。実際に編集者が都心部から郊外の住宅地まで歩き、その途上にある危険箇所、例えばブロック塀の続く道やガラスが落下してきそうな地点などを地図上に記しています。現在、地図業界ではインターネット、カーナビゲーションシステムの普及によって、紙ベースでの地図需要は低迷しています。そこで登場したのが前述の震災時帰宅支援マップなどの「目的別地図」です。一般に地図は車を運転する人には必要ですが、電車、徒歩を利用する人は、ほとんど必要としません。つまり、地図を必要としない人であっても、特定の目的を提示してあげると必要性が生じ、購買につながるわけですね。まさに、災害支援、ランニング、サイクリング、書店だけを集めたブックマップなんてものもあります。自分ならば、東京メタボリック予防マップなんてのもあればいいですね。地図上に距離だけでなく、地点から地点までのカロリー消費量なども記載するなど今風でいいかもしれません。焼肉を食べ過ぎたら、一駅分歩こうなんて使い方ができます。「市場を分化させ、購買動機を創造する」地図売場で感じました。

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2007年03月05日

Marunouchi Online Daily Column 2007/03/05(Mon)

「資格を取得したからといって安泰ではない」

新聞を開くと「弁護士があまっている」との記事を発見しました。司法改革の美名のもと、日本全国に法科大学院がつぎつぎに設立されました。が、実態は少子化に伴い、受験者数、入学者数ともに減少した学校法人の声を政府が吸い上げ、新たな食い扶持として3年制の法曹要請機関を設置したというのが本音なようです。平成18年度4月現在、法科大学院の数は74校、新制度において卒業生を出した法科大学院のうち、合格者ゼロの学校が4校ありました。旧制度では特定の大学に合格者が偏っていましたが、新制度では旧制度では合格者を出していなかった大学の法科大学院からも合格者を輩出しています。また、法科大学院は通常の大学院よりも授業料が高いにも関わらず、刑法の先生が全員、弁護士のアルバイト教員でまかなっている学校も見られます。アメリカと日本の弁護士数がよく比較されますが、アメリカでは日本の司法書士、行政書士も弁護士に含まれています。新司法試験制度となり、弁護士が量産されることにより、実力のある弁護士とそうでない弁護士の差がはっきりと出てくることでしょう。ただ、納得できないことは国立大学を除き、常識を逸脱するほどの学費の高さです。3年間で約1000万円、これでは、一定の社会階層の子弟でなければ、弁護士になれないということになります。まあ、授業料を払えば必ず弁護士になれるのであればいいですが、高い授業料を払っても、なれなかったとなれば、いずれ社会問題になることでしょう。くれぐれも、法科大学院への進学は計画的に!「資格を取得したからといって安泰ではない」弁護士関連の記事を読み感じました。

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2007年03月03日

Marunouchi Online Daily Column 2007/03/03(Sat)

「いらっしゃいませは、購買意欲をそぐこともある」

先日、ある店に、何気なく立ち寄ったところ、「いらっしゃいませ」と声をかけられたんですね。その店は、空いていたこともあり、店に入ったら、買わないと「悪いな」と感じさる雰囲気。店に入っても、はじめから買うつもりはなく、何か、面白いものがあれば買おうといった程度の軽い気持ちです。商品を何となく見ていると、今度は「何をお探しですか」と、たたみかけてきたんですね。もう、「買わされる」という恐怖心から、商品を見ている余裕などなくなり、逃げるように店を出ました。売り手からすると、声をかけることが、「お客に喜ばれる」と思っているようでしたが、お客からすると、とんだ迷惑です。いつでも、どこでもモノが手に入り、市場に商品があふれている今、探してまで買うようはモノはゼロです。ただ、何となく、モノを見ながら、「面白そうだな」というものを、自分で見つけることが楽しみであって、売り手から、すすめられると、「買わされた」と、無性に腹を立てる客も少なくありません。つまり、今や「いらっしゃいませ」は接客マナーではなく、お客から嫌われるキーワードになることもあります。もちろん、混雑している店では、売り手が不特定多数に「いらっしゃいませ」と言っているため、「自分のことではない」と思いますから、不快にはなりません。モノがない時代の接客と、モノ余り時代の接客は同じではありません。にも関わらず、いまだにモノがない時代のスタイルで接客している店も少なくありません。「買わされる恐怖からの解放」こそが小売店のやるべき、対顧客コミュニケーションではないでしょうか。
「いらっしゃいませは、購買意欲をそぐこともある」店にふらりと入り感じました。

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2007年02月25日

Marunouchi Online Daily Column 2007/02/25(Sun)

「50円で新規顧客を獲得する」

会社を辞めて、新たにコンサルティング会社を立ち上げる時、まず考えたことは、お金をかけずにどのように会社を回していくかということです。とにかく、自己資金が少ないというより、無いに等しかったので、コストをかけて、お客を集めるということができませんでした。というのは、実績ゼロの自分に、お金を貸したり、投資してくれる人は、皆無でした。従って、100万円の経費を使って1000万円儲けるといったノウハウは、使いたくても物理的に不可能でした。ですから、せいぜい、かけられる経費は10円とか50円といったものでした。10円で1万円の売上を立てられれば、投資効率は1000倍となります。つまり、100万円使って、1000万円儲けるよりも、お金を働かせているわけですね。振り返ってみると、なんだかんだで一番、投資効率のよかったことは、出会った方にお礼のはがきを送る事でした。サラリーマン時代は、会社の看板があったので、誰でも会ってくれたので、人との出会いに対し、「ありがたい」という気持ちをあまり感じませんでした。しかし、会社を辞めて、何も看板がないと、なかなか人に会っては頂けませんでした。ですから、会えることは本当に貴重なことでした。そのうれしさを、なんとか相手に伝えたいと思い、サンキューの気持ちを記した葉書を送るようにしました。おりしも、自動改札、自動販売機などの普及にともない、「ありがとう」と肉声で言われる機会が急減したこともあり、お礼の葉書をお送りすると、喜ばれる方が多く、仕事が徐々に増えてきました。簡単で効果的でしたね。
「50円で新規顧客を獲得する」葉書を書きながら思い出しました。

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