2007年01月27日

Marunouchi Online Daily Column 2007/01/27(Sat)

「安さを追求すると、日本の雇用が破壊される」

中国の貿易黒字が急激に伸びています。ちょうど、日本の高度成長期の頃、対米貿易黒字を累積したように、中国との貿易摩擦が懸念されています。中国税関総署は、06年の貿易総額が前年比23.8%増の1兆7606億ドルになり、貿易黒字は対前年比約74%増の1774億ドルを超えたと発表しました。考えてみると、100円ショップで買っている商品は、ほとんどメイド・イン・チャイナです。激安中国製品を扱う100円ショップ等の出現により、日本の物価は安くなりましたが、100円ショップで売られているような雑貨を生産していた産地は大打撃を受け、廃業に追い込まれています。そして今や衣料品や雑貨のみならず、日本が得意とするデジタル製品までもが中国の主要輸出品に成長し、日本国内のハイテク産業集積さえも、危機に見舞われています。今、使っているパソコン、スーツ、DVDも中国製、i Podもデザインはアメリカですが、製造は中国です。我が家で使っている商品の6割以上が中国製でしたよ。物価が下がることは買う側にとってはうれしいことですが、「安さ」を追求すればするほど中国などの新興工業国からの輸入が増え、国内の雇用が失われるのも事実。ある地方の雑貨産地は、もはやゴーストタウン、さびた商店街のアーケードが現状を物語っています。経済はバランスです。どこかが伸びると、どこかが衰退するわけです。日中問題なんて関係ないやと思っているうちに、気がつけば「職を失っていた」ということにならないためにも、政府の対中政策をしっかりとチェックしたいですね。
「安さを追求すると、日本の雇用が破壊される」100円均一業態で感じました。

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2007年01月26日

Marunouchi Online Daily Column 2007/01/26(Fri)

「便利な暮らしを意図的に避けると、お金が残る」

内閣府から発表された2005年度の国民経済計算(確報)によれば、家計の可処分所得、つまり「自由に使える手取り収入」)のうち、貯蓄に回った割合を示す家計貯蓄率は3.1%と、前年度より0.3ポイント低下し、過去最低を更新しました。そう、あまり貯金ができなくなった、というわけですね。この背景には、生活上の必要経費が10年前に比べて多くかかるようになったことも指摘できます。例えば携帯電話、本当に痛いです。自分の場合、移動しながら仕事しているので、電話代を削減しようにも削減できません。かけるときは面倒でも公衆電話を探して、有線回線にかけるようにしています。さらにインターネット接続も、今や生活必需品。これまた、定額で2500円前後、負担します。また、与信管理システムの進化により、クレジットカード等も即時発行されるようになり、月収の5倍以上、モノやサービスを買うことができる時代になりました。会社帰りに24時間営業のコンビニに立ち寄ると、ついつい、雑誌やスナック菓子など余計なものを買ってしまうように、世の中が便利になればなるほど、無駄遣いしやすいわけですね。仕事が終わると、寄り道しないで家に直帰する、夜更かししていると、お腹が好くので、さっさと風呂に入って寝る、布団に入ると、暖房コストもかかりませんし、環境にもやさしいです。もちろん、ネットサーフィンも禁物です。ネットショップで買っちゃいますからね。しっかりと、必要な蓄えを行うためにも、意図的に「便利なサービスを使わない」ことも重要になってきているのではないでしょうか。
「便利な暮らしを意図的に避けると、お金が残る」政府統計を見ながら感じました。

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2007年01月20日

Marunouchi Online Daily Column 2007/01/20(Sat)

「モノ選びのポイントは時代背景に合わせて変化している」

1月も後半に入ってきますと、ランドセル商戦が盛り上がってきます。自分が小学生の頃は学校指定カラー(黒)のランドセルしか所持を許されず、つまらない思いをしましたが、今では20色以上から選ぶことができます。従来、ランドセルを選ぶ基準は、軽くて丈夫といったものですが、最近では軽くて丈夫に加えて、防犯ブザーやGPSで我が子の位置を確認できる機能を搭載したランドセルが主流になってきています。地域に住む子供たちによると、集団で登下校せねばならず、寄り道や買い食いは許されないそうです。もちろん、子供たちの安全を守ることは重要ですが、何だか、窮屈そうですね。自分が通っていた小学校でも、形式的な通学路みたいなものはありましたが、自分は毎日、同じ経路で帰ると飽きてしまうので、日替わりで通学方法を変えていました。もちろん、道草しているうちに、花が咲いていることに気付いたり、虫の鳴き声を聞きながら季節の移り変わりを感じるなど、理科の教科書で書かれていることを体得できたり、駄菓子屋に立ち寄り、他の学校の子供たちと交流するなど、登下校はまさに校外学習の場でした。中学生になると学校の帰りには毎日、電気屋さんに立ち寄り、新製品の機能や値段をチェックしていました。今の仕事(流通ジャーナリスト)の起源は、学校帰りに「安値世界一」を探して、道草したことだと思っています。学校側も「校門を一歩出たら自己責任」といったことを許してくれた感もありました。子供を狙った犯罪が多発する今、寄り道も歴史の一ページになりそうですね。
「モノ選びのポイントは時代背景に合わせて変化している」カバン売場にて感じました。

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2007年01月13日

Marunouchi Online Daily Column 2007/01/13(Sat)

「海外で人材育成し、国際競争で生き残る」

日本航空はメインバンクから2000億円規模の資金を調達し、再建に取り組もうとしています。もれ聞こえるところでは、50歳代のフライトアテンダント(FA)の年収は2000万円弱、ちなみに同じ世代、職種の米国系航空会社の方の年収は800万円前後。明らかに人件費が高過ぎなんです。パイロットも整備士も、地上スタッフもすべて、欧米の航空会社に比べ人件費が高すぎるため、競争力を失っています。ひと足早く、国際競争力を得た海運業界では商船三井、川崎汽船などが共同してフィリピンに船員養成学校を設立し、外国籍乗組員の職業訓練を行っています。日本側は技術を伝承することで、相手国に喜ばれるだけでなく、安価な労働力を得ることができます。また、フィリピン政府は、日本の船会社に自国民を送り、外貨を獲得できるため、経済的にもメリットがあります。亀井静香氏が運輸大臣の時、外国人FAが増えると緊急事態の際、日本語が通じないため、対応が遅れ、危ないと発言していました。確かにFAは保安要員でもありますが、「日本語が通じないから危ない」というのであれば、外国の航空会社は危ないと言っているようなものです。なんという時代錯誤。いずれ政界の表舞台から消えるだろうと思っていたら案の定消えていました。ならばJAL、ANAが共同して、日本語を理解できる乗員養成学校をフィリピンなどに設立し、その学校の卒業生を雇用すればいいわけです。ちなみにIT業界においても、インドなどの技術者養成学校が設立され、アメリカ企業などに人材が供給されています。
「海外で人材育成し、国際競争で生き残る」海運業界を見ながら感じました。

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2007年01月10日

Marunouchi Online Daily Column 2007/01/10(Wed)

「天候によって経済動向は変化する」

日本に限らず、欧州や米国においても暖冬が続いています。ニューヨークでは20度を超える日もあり、半袖で歩く人の姿も見られます。予想外の暖冬は経済活動においても影響が出てきています。まずは冬物衣料や冬用の下着類、さすがにこう暖かいと厚手のコートを買いたいという気分にもなりません。クリアランスセールの季節ですが、昨年よりも在庫が多いため、割引率は冬の風物詩であるおでんやふぐ鍋などの需要も減少し、養殖ふぐの値段は昨年に比べて4割以上、下落しています。余談ですがノロウイルスの風評被害で、養殖牡蠣の値段も安値で推移しています。この冬、最も想定外の安値になっているのが、原油相場です。欧州、北米、日本などでの暖冬の結果、暖房用の灯油需要が激減し、価格も下落しています。灯油は原油を蒸留してできるのですが、その過程でガソリンや重油、アスファルトなども精製されます。灯油以外の油種需要が増えればいいのですが、そううまく連動することはなく、ガソリンなども下落気味です。日本でも一時期レギュラーガソリンが130円台にまで達しましたが、今では環七沿いであっても120円台前半で売られている店もあります。当然のことながらスキー場も大打撃です。積雪は昨年の6割程度、観光客数は半数以下に減少した地域もあるようです。関連して、スキー用品は売上減、スキーバスを運行する会社、スキー列車も客数減。やはり冬は冬らしく、夏は夏らしい天気でなければ、必要な消費活動が行われないため、経済は活性化しないようです。
「天候によって経済動向は変化する」商品先物相場を見ながら感じました。

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