2006年10月22日

Marunouchi Online Daily Column 2006/10/22(Sun)

「災害発生後、4時間以内の行動が明暗をわける」

10月21日(土)、東京消防庁では災害時における参集訓練が行われ、地元消防団員として自分も参加しました。午前6時30分までに、所轄の消防署に徒歩、自転車、オートバイで集まると言うものです。消防庁の規定では震度5強の地震が発生した場合、時間帯に関わらず、全職員が所轄署に集合します。災害の規模によっては鉄道や道路が使えない場合もあるため、なるべく動力に頼らない交通手段で集まります。例えば、阪神淡路大震災が発生した午前5時45分ごろは、一般に消防署・警察署には、当直職員しか待機しておらず、通常時の4分の1程度の消防・警察力となっています。その時間帯に災害が発生し、同時多発的に怪我や火事が起き、通報を受けても、スタッフがいないため現場に急行することはできません。先日の訓練では、東京消防庁に所属する9割の職員が出勤するためには、約4時間かかりました。つまり、大規模災害発生から約4時間は、ある程度、自分たちでどうにか対処できれば、生き延びる可能性は高まると言えます。まずは、家庭内において家具類は必ず固定する、ガラスの破片で足を怪我しないように枕元にはスリッパを用意する、可能であれば応急手当の方法をマスターすることなどがポイントです。いつでも、行政が助けてくれると言うのは大間違いです。自治体で備蓄している食料や水もは、体が不自由な方やお年寄りから優先的に配布されるようです。行政がカバーできない空白時間帯に自衛できるか否か、災害時における明暗を分けることになるでしょう。
「災害発生後、4時間以内の行動が明暗をわける」参集訓練にて感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

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・買いの法則、売りの原則〜街が教える繁盛への道〜
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・株式会社ジンテックさま 内海新聞
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2006年09月27日

Marunouchi Online Daily Column 2006/09/27(Wed)

「ランニングコストが安いSCは出店者から喜ばれる」

首都圏では、工場跡地などが再開発され、ショッピングセンターや住宅など複合的な機能を有した街が次々と誕生しています。海外から有名建築家を招き、アーティスティックなデザインの建物は見ているだけで、わくわくしてきます。天井高は5m以上と高く、太陽の光がさんさんと入り込み、室内は年中、南国のリゾート地にいるかの気分にさせてくれます。もちろん、快適な空間は心地よいのですが、ふと、電気代や光熱費の負担は誰がするのだろうと考えてしまいました。天井が高ければ、冷暖房効率も悪化しますし、窓拭き一つとっても、手間がかかりコストアップになります。その費用は当然、家賃に反映され、物価に転嫁されると思われます。もちろん、再開発されたエリアですから、地域冷暖房などにより、省エネ機能が搭載され、従来型よりも環境負荷を低減したシステムが導入されているのかもしれません。同じチェーン店であっても、出店するSCによって、売場面積あたりのコストは異なります。従ってランニングコストが低いSCに出店した方が、テナント店の利益率は高まるはずです。今、駅前においても、郊外においても、SCの建設ラッシュは続いております。今後、SC間の顧客獲得競争が激化する中、ランニングコストを抑えてかつ、集客力のあるSCに、テナントが集中することが予想されます。ゴージャスで値段の高いSCを選ぶのか、ハードは粗末でも商品価格は安いSCを選ぶのか。消費者はTPOや気分に応じて、「SCを使い分ける」時代へと突入したのではないでしょうか。
「ランニングコストが安いSCは出店者から喜ばれる」都市型SCにて感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

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2006年05月24日

Marunouchi Online Daily Column 2006/05/24(Wed)

「一億総・経済アナリスト時代が来ている」

東京の野菜供給拠点・大田市場やスーパーマーケットの仕入担当者は、野菜の急騰に悲鳴をあげています。4人家族でカレーを作る場合、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、きのこ類など800円もあれば、材料を揃えられましたが、今では1000円を超えています。急騰の原因の一つは天候不順によって日照時間が不足し、農作物の生育が遅れ、供給が激減していること。さらに、原油代の高騰による物流・肥料・燃料コストも上昇し、物価上昇要因が同時多発的に発生した結果、野菜の店頭小売価格が急騰しています。もちろん、自分も含め、値段が上がったからといって、消費者は食べることをやめるわけにはいきません。売場担当者は今まで一袋に4個入れていた野菜類を2個、3個減らしながら、従来の価格で買えるように工夫するなど、家計への影響を最小限に食い止めるよう努力します。また、年初にも野菜高騰を経験し、家計セーブ方法をマスターした主婦の中には、年間を通じ価格が安定している冷凍野菜を料理に使い、家計を防衛しています。例えば、カレーライスの具材として冷凍野菜のにんじん、グリーンピースなどを使うことによって、従来の野菜相場並みの値段で料理することができます。世界経済や天候不順といった、マクロな動きは、家計とは無縁のように思いますが、経済の動きが小売価格という目に見える形で直撃しますと、日本で暮らす人は、みな経済アナリストになって、次の食料相場や原油相場を予測しなければ安定した暮らしが望めなくなってきているような気がします。「一億総・経済アナリスト時代が来ている」野菜売場を歩きながら感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・冷凍野菜
http://www.unifoods.co.jp/

・〜世界の売場から〜
http://kotostyle.exblog.jp/

【Daily Columnが本になりました!!】

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2006年01月23日

Marunouchi Online Daily Column 2006/01/23(Mon)

「同じものでも形を変えると売れ筋になる」

1月に購入した商品のなかで、一番、ヒットしたものはジューサーでした。今では、毎日、スーパーで見切りで半額になったバナナを買ってはジュースにしてゴクゴク飲んでいます。昨年までは、サプリメントの摂取により予防していましたが、今年は単に予防というだけでなく、楽しく、おいしく予防という雰囲気が出てきています。銀座松屋、プランタンなどに行くと、最も行列ができていたのは生ジュース売場でした。一般にカゼ予防にはビタミンCがいいと言われていますが、今年はサプリメントなどで味気なくビタミンを摂取する方法ではなく、ビタミンCやベータカロチンをおいしく、季節感を満喫しながら摂取したいというニーズが高まっているようです。生ジュースが売れるならば、当然、果物売場も元気なはずです。GMSの果物コーナーでも「イチゴをおいしく食べてカゼ予防」といった前向きなPOPを期待したのですが、ただ品物が置かれているだけでした。おいしいだけでなく、カゼにも負けないとなれば買いたくなるのですが、一言、言葉が足りないように思います。それとも、都会で暮らす消費者は果物の皮をむく手間が面倒なのでしょうか。そこでカットフルーツ売場をのぞきましたが、やはりPOPはありませんでした。家電量販店ではジューサーが売れ筋、デパチカでは生ジュース、今年の冬は果物消費がぐ〜っと増えている予感がします。果物をジュースにし見栄えのよいディスプレイに置くだけで、果物のままで売る時の2倍以上で売れます。お客が食べたい気持ちになるように加工すること。重要ですね。
「同じものでも形を変えると売れ筋になる」プランタン銀座にて感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・フルーツカフェ hanafru
http://www.printemps-ginza.co.jp/restaurant/hana/index.htm

・今すぐできる、生活防衛情報サイト 東雲スタイル.com
http://kotostyle.exblog.jp/

【Daily Columnが本になりました!!】
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http://www.estore.co.jp/s-honya/cat3/cat3-0052.html

・株式会社ジンテックさま 内海新聞
http://www.jintec.com/aboutus/utsumi/details/43.html



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2005年12月29日

Marunouchi Online Daily Column 2005/12/29(Thu)

「日本の伝統料理も国際経済に左右される」

年の瀬が迫ってくると、スーパーマーケットの売場ではおせち料理の陳列がメインにどんと置かれるようになります。イトーヨーカ堂木場店では家族の人数にあわせ、また、好みに応じた量を購入できるよう、生酢、黒豆、栗きんとん等を量り売りしています。プリパッケージですと微妙な量を調整できず、もどかしい時があります。核家族化が進む都心部では量り売り、人気です。さて、伝統食のおせちであっても、今や世界15ヶ国以上から原料を調達されています。しいたけ、栗などは中国、豆類は北米大陸、エビはインドネシア、鮭・たらはアラスカから輸入されるグローバルクイジーンになっています。原油の9割を輸入している日本では先物取引などで価格変動リスクをヘッジしていても、価格上昇は避けられません。産地から消費地までの陸・海・空運コストのみならず、ナフサを主原料とする包装用品もコストアップしていますが、チェーン間、競争が激化する小売業界では店頭価格にコスト分を全額転嫁できません。毎日、当たり前のように食べている食品は予測できない相場の変動リスクを負いながらも、適正な価格で購入できるような仕組みになっているんですね。今、鮮魚売場では大量のタラバガニが入荷し、陳列されています。スタッフによると本来ならば昨夜到着するはずの品が雪のため、到着が24時間遅れたとのこと。悪天候続きのため、ことしのカニ類は入荷が少なく、昨年の3倍くらいの値段がついたものもあります。改めて食生活は天候や経済情勢に左右されることを実感しました。
「日本の伝統料理も国際経済に左右される」歳末のGMSにて感じました。

【金子哲雄のDaily Click】

・Chicago Mercantile Exchange
http://www.cme.com/

・今すぐできる、生活防衛情報サイト 江東スタイル.com
http://kotostyle.exblog.jp/

【Daily Columnが本になりました!!】
・買いの法則、売りの原則〜街が教える繁盛への道〜
http://www.estore.co.jp/s-honya/cat3/cat3-0052.html

・株式会社ジンテックさま 内海新聞
http://www.jintec.com/aboutus/utsumi/details/43.html


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